2012年11月27日火曜日

 前のエントリーで、着物を着るには「長着」と書きましたが、まあそれは極論です。

実際は、襦袢と呼ばれる肌着と、帯の下に巻く腰ひも(長着用と襦袢用の二本)、そして足袋が必要です。外に行くなら雪駄もね。
逆に言えば、これですべてです。あとは時節と好みで変わるくらい。
浴衣の場合、「長着」に下駄か草履履きだけで、足袋も不要です。

あとは好みで帽子なんかかぶってもおしゃれですね。
また、襦袢は別のものでも代用できます。僕はタートルネックのシャツ着てるほうが多いです。
腰ひもは着物が体を包む形状を仮止めしているだけなので適当なヒモでもいいですし、足袋は同じふたまたの靴下とか文化足袋が500円以下で買えます。

昔はそんなのルール外でしたけど、現代ではポイントおさえれば融通効かせてもおかしくないんです。
着物さえ中古でうまく見つかれば、それこそ1万円でおつりが十分来ますし工夫次第で組み合わせられます。

まずは最低限の条件で一通りそろえて、そこからこだわりやアレンジを発展させていきましょう。