2014年4月4日金曜日

 このブログの冒頭の方でちらっと書いたっきりで、すでに本末転倒となりつつあって覚えてる人も少ないかもしれませんが、僕が着物を始めたきっかけというのは、そもそも本業のイラストレーターとして注文に応えるだけではなく、自分のカラーとして日本の風物詩をモチーフに描いていこうというポリシーの動きがあったからです。

で、このたびその産物がようやく形になったのでこの場を借りてご報告させていただきます。


『三六五日を豊かに。暮らしに役立つ冠婚葬祭・年中行事』 土屋書店

多種多様かつ複雑な日本の風習や文化を一冊にまとめた本で、着物の活躍する場面においての作法や所作についても詳しく述べられています。
用語・挨拶・由来・しきたりなど、僕自身、読んでみて初めて知ったようなことばかりでした。

僕のイラストはそんな和の知識を彩るように使われております。



章の区切りにはそれぞれ見開きの日本の風景。




小節にはタイトルを表現した一枚を。




年中行事を紹介する最終章では、12ヶ月それぞれの季節感を、童話を意識した可愛らしいイラストとして仕上げました。
この12点は非常に評判がいいので、いずれ、カレンダーやポストカードにしたいと考えています。
ご期待ください!



ヨドバシakibaの書店でもこの通り、着物のコーナーで、着物イラストレーターの大先輩きくちいまさんの隣の隣に平積み!
ようやく仕事と趣味がリンクして次の展開の足がかりになった気がします。

これからも、着物とイラストレーション、同時にがんばっていきますので、応援をよろしくお願いします!
いつか着物の本も出せたらいいなあ。




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